最近、「スタンドバッグは口径が小さくて使いづらい」といった声をあまり聞かなくなりました。それと言うのもカートバッグに引けを取らないほど、十分ラウンドで使える大口径のスタンドバッグが各メーカーから発売されるようになったからですね。
大口径スタンドバッグのなかでも代表的なのが口枠を14分割したもの。国内では まだまだ少ない14分割のスタンドキャディバッグですが、欧米では強い人気を誇ります(あちらでは ’14-Way’ と呼んでます)。
移動中、クラブ同士のぶつかりを避けるため究極の工夫として開発されたのがクラブ14本を完全にセパレートすること。こうして誕生したのが14分割のキャディバッグ。
とくにゴルフカート移動中の揺れはけっこう激しいので、日本でもゴルフクラブを守る目的で14分割に買い換えるゴルファーが徐々に増えてきてます。
14分割 キャディバッグの特徴とメリット
先にも述べましたが、14本のクラブ同士のぶつかり合いを防ぐ手段として14分割のキャディバッグは 最も優れてます。ほかにも14分割ならではの工夫があり、最も顕著なのがパター専用の大口。
(※1)トップカフとは 分割されたトップ部分を指します。
日本では 中央にパター専用バッグを設けてるゴルフカートが多いので、みなさん揃ってそこへ収納する習慣がありますが、それでもカート移動中は パター同士は ぶつかり合います。
それを嫌って自分のキャディバッグに収めると今度は パターが取り出しにくく感じるため、今の14分割は こうしたパター専用口を設けてるキャディバッグが 主流となってます。
さらにクラブの暴れを究極的に抑えるためクラブシャフトをロックできるように成形加工を施したトップカフまで登場しています。
それでは 14分割の軽量スタンドバッグをご紹介します。
タイトリスト 軽量スタンドバッグ | Titleist Lightweight Stand Bag
まずは スタンドバッグの機能性や使いやすさに定評のあるタイトリストからご紹介。
タイトリスト ハイブリッド14(2020年モデル)| Titleist Hybrid 14 Stand Bag
スタンドタイプで9.5型、口枠14分割のタイトリストハイブリッド14は 軽量かつ多機能収納ポケットで、カートタイプに負けない収納力と使い易さです。14分割で重量 3kgを切ってるのも魅力。
2.8kg | 9.5型 | 14分割 |
47インチ対応 | ポリエステル | セパレーター内蔵 |
カートバッグのようなどっしりした作りのスタンドバッグ。
スタンドバッグであるにもかかわらず、ハイブリッド14は 伝統的なカートバッグに見られる多くの機能を備えています。
機能の中で最も注目に値するのは バッグをカートにストラップで固定したときにすべてのポケットにアクセスできるようにする統合カートストラップトンネルと、最大の収納スペースを確保する9ポケット。ダブルショルダーストラップ。
最低価格目安:29,000円
ファウンダーズクラブ 軽量スタンドバッグ | Founders Club Lightweight Stand Bag
国内では まだあまり見かけることのないブランド、ファウンダーズクラブ。独自のシャフトロック式のトップカフが米国で高い評価を受けてます。
ファウンダーズクラブ 14 シャフトロック(2019年モデル)| Founders Club 14-Way Top Shaft Lock Stand Bag
こちらも口径の大きな10分割ながら 2.5kgまで重量を抑えた軽量スタンドバッグ。
2.5kg | 9型 | 10分割 14シャフトロック |
47インチ対応 | ナイロン | セパレーター内蔵 |
ファウンダーズクラブ 14シャフトロック スタンドバッグは 求められるすべての機能が備わっています。アンチクラブシャフトロックテクノロジーにより、移動中これまでで最も静かで快適な18ホールをラウンドできます。十分な収納スペースと耐久性のある軽量スタンドバッグ。
14個の成形シャフトロッククリップと10個のフルレングスセパレーター(全長仕切り)を組み合わせてクラブを所定の位置に保持し、コースを歩いているときでもクラブがガタガタとぶつかることがありません。
6つのポケットとドリンクスリーブを備えているので、すべてのギアを十分に収納でき、コースで起きるさまざまなシナリオに対応できます。
フルレングスのアパレルポケット、もう1つのポケットはシームシールされたジッパーで防水されているため、貴重品を大切に守ります。保冷ドリンクスリーブは 簡単に出し入れしやすい構造。
パッド入りデュアルストラップとヒップパッドは クラブ重量のバランスを取り、バッグを運ぶときに首、肩、背中、腰の負担を軽減します。
簡単にセットアップできるようにスタンド脚は バネ仕掛け。統合された上部ハンドル、グラブハンドル、バッグハンドルは 最小限の労力でバッグをトランクに出し入れしたり、コースに移動したりできます。
スナップオンレインフード、傘スリーブ、タオル掛け用Dクリップ、グローブホルダーなどの機能も満載。
最安値目安:36,000円(チャコールグレー)
最安値目安:36,500円(ホワイトネイビー)
ラム 軽量スタンドバッグ| RAM Golf Lightweight Stand Bag
こちらも国内ではあまり出回ってないブランド、ラム。アメリカでは 一定の評価を得てるキャディバッグメーカーです。
ラム プレミアムツアー スタンドバッグ(2020年モデル)| Ram Golf Premium Tour Stand Bag
4つのフルレングスセパレーターを備えた6ウェイトップカフ。フルレングスのアパレルポケット、柔らかい裏地の貴重品ポケット、断熱ボトルポーチ、大きなフロントボールポケット、他3つの追加ポケット。
2.3kg | 9型 | 6分割 |
46インチ対応 | ポリエステル | セパレーター内蔵 |
自動ポップアウトレッグ(スタンド脚)、負荷を分散するのに役立つデュアルショルダーストラップシステム、持ち運び中の快適性を高めるEVA成形ヒップパッド、傘ホルダー、ベルクログローブホルダーとタオルクリップ。
最安値目安:26,000円
バッグボーイ 軽量スタンドバッグ | Bag Boy Lightweight Stand Bag
日本ではあまり知られてませんが、アメリカ最大手キャディバッグ製造メーカーのひとつ、バッグボーイ。プッシュカート製造もトップクラスを誇り、キャディバッグに求められる機能を知り尽くした老舗ブランドです。ジュニアゴルファー育成にも精力的に取り組む企業。
バッグボーイ 14ハイブリッド スタンドバッグ(2020年モデル)| Bag Boy HB-14 Hybrid Stand Bag
フルレングスの個別仕切り(セパレーター)を備えた14ウェイトップ、ショルダーストラップを簡単に分離できるスイベルクリップ・アタッチメントシステム、フリース裏地付き貴重品ポケットを含む7つのジッパー式ポケット、断熱クーラースリーブ。
2.5kg | 9型 | 14分割 |
46インチ対応 | ポリエステル | フルセパレーター |
TOP-LOK®テクノロジー(特許取得済)によるストラップなしで、プッシュカートへの取付けシステムを搭載。
最安値目安:20,000円(カモ柄)
最安値目安:20,000円(USA柄)
番外編 | 5分割、6分割 スタンドバッグ
こちらは 14分割ではありませんが、機能性や使いやすさをクリアした上に廉価に抑えてる秀逸なスタンドバッグをご紹介します。
ウィルソンスタッフ | Wilson Staff
アメリカで3番目に老舗のスポーツメーカー、ウィルソンのゴルフ部門 ウィルソンスタッフ。廉価なので、初心者に人気です。
ウィルソンスタッフ フェザー 超軽量スタンドバッグ | Wilson Staff Feather Super Lightweight Stand Bag
口径の大きい9.5型で重量 2kgを切った超軽量のスタンドバッグです。値段の割には さすがスポーツメーカーの老舗だけあって基本性能は全て揃ってる上、使いやすさも良いです。
1.7kg | 9.5型 | 5分割 |
46インチ対応 | ポリエステル/ナイロン | セパレーター内蔵 |
最安値目安:11,000円
パイクスピーク | PYKES PEAK
2020年、アメリカでの人気を追い風に日本発売を開始したパイクスピーク。破格のコスパで日本でも販売数10万本を突破し、人気キャディバッグの仲間入りを果たしてます。
パイクスピーク 軽量スタンドバッグ | PYKES PEAK Lightweight Stand Bag
スタンド脚の幅を大きく20センチ広げ 55センチにしたことで、ゴルフコースのさまざまな起伏に対応した抜群の安定感で置き場所に困りません。のあるコース上でも重心が安定して置くことができます。
2.2kg | 9型 | 6分割 |
47インチ対応 | ポリエステル | 全10色 |

最低価格目安:10,000円~ ※現在、楽天市場に出店してるショップでの値段が 倍以上になったため、amazonだけをご紹介。(2021年1月8日付)

✑ 編集後記
いかがでしたでしょうか。
昨今、どこのブランドのキャディバッグが良いのかさえわからなくなるくらい果てしないほどのブランドが割拠してます。
このサイトでは 数あるブランドの中からキャディバッグの基本的条件「機能性・使い勝手・耐久性・デザイン」が満たされたものを厳選し、価格についても一番安いサイトを優先してご紹介しています。
とにかく半端ないブランド数なので、良いキャディバッグを見つけ次第ご紹介していきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。